せっかくWordPressを使ってブログを書いているんだから、公式テーマ開発者って肩書きをもらいにいこうじゃないか…と思っていた次第です。実際そんな肩書きは存在しません…!
さて、初めてWordPress公式テーマを作ったので何度もチェックをしてもらいたくさん修正しました。作ってみないとわからない点がたくさんあったので、ブログに掲載しようと思います。
ちなみに、登録されたテーマはこちら!別の記事で紹介します!
WordPress公式テーマディレクトリ登録の流れ
まずは公式テーマディレクトリへの登録の流れをちゃんと認識しておきましょう。
大まかに下記のような流れになっています。
- WordPress orgのアカウントを作成しログイン
- 作成したテーマをWordPress公式サイトからアップロード
- アップロードの拒否 or 承認
- 拒否の場合:アップロードしたページに拒否理由がすぐに表示されるので、修正して再度アップロード
- 承認の場合:アップロードができた旨のメールが届く
- チケット発行
- テーマレビューのために、チケット登録・発行がされる
- 稼働中のチケットは誰でも見ることができます:
https://themes.trac.wordpress.org/timeline
- 1~2週間後にテーマレビューが行われ、チケットにレビュー結果のリプライがつく
- 修正を行い、再度アップロード:アップロードする場所は常に同じ
- レビューの修正を繰り返し、問題なくなった場合は承認され公式テーマディレクトリに登録される
公式テーマ登録の要件
公式テーマ登録の際に、絶対に確認しておかないといけない登録要件が存在します。
下記ページ登録要件が書いてあります。
この要件の存在に気づくのが遅く、何度も基本的なことを指摘されていました…
GPLライセンス表記や、アクセシビリティの項目がなかなか難しかった。
開発用テーマをベースにすると楽らしい。私は0からPHP書いたバカでした。
公式テーマを登録されてから知ったのですが、開発用テーマってものがあるようでコード面の問題がほぼクリアされているため公式テーマの登録ハードルがだいぶ下がるようです。
そんなことも知らずに0からPHPを書いたので、コードの指摘をたくさんもらい、既存の公式テーマはどう書いているのか?気になったのでコードを読んで…と繰り返していました。ものすごく勉強になりました()
有名な開発用テーマのURLを記載しておきます。GPLライセンスは大丈夫なのかはわからないので、確認してください。
Underscores (_s)
WordPressのメンバー?が作ったテーマなので絶対に間違いないテーマです。
Sage
色々と便利みたい。
レビューの指摘項目は割とふわっとしている
レビューチームも忙しいので細かい指摘まで来ることは稀です。私のテーマが登録された時は、35個のテーマが公開されて、703個のテーマのアップデートがあり、9個のテーマアップロードが拒否されたようでした。数多すぎ。
なので、指摘項目の詳細がわからないため結構困惑します。
実際に指摘されてレビューで返ってきた文章は以下のようになっていました。
Skip Link
- Check skip links requirement here. https://make.wordpress.org/themes/handbook/review/required/#skip-links
- Recommended reading, https://make.wordpress.org/themes/2019/07/14/how-to-add-and-test-skip-links/
…….いや、URL先みてもわからん!!!と最初は思いました。
必死にドキュメントを読んでこうすればいいのか!と1つづつ解読していきました。
でもしかし、実際に読んで解決できたのでWordPressコミュニティってすごいなって改めて思いました。膨大な量のドキュメントって他のCMSにはないですよね。
簡単って書いてる情報を鵜呑みにしてた
WordPressの公式テーマは簡単!ってネットの情報を鵜呑みにしてました。
きっとしっかりした人が言っていたんでしょう、私のようなしっかりしてない人には簡単じゃなかった。
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